はじめに
物件の写真も条件も揃っている。
それなのに、文章を書く段階で手が止まる。
・似た表現にならないように気を使う
・前回と何が違うのか分からない
・上司やオーナーからの修正が何度も入る
正直、作業量そのものより「文章を考え続けること」が一番つらいと感じていました。
今回は、そんな物件資料・広告文作成をChatGPTを使って半分以下の時間にしたやり方を、実際に使っている形のまま紹介します。
なぜ物件資料の「文章作成」はこんなにしんどいのか
物件資料の文章がつらい理由は、文章力の問題ではありません。
・正解がない
・評価されにくい
・ミスすると修正が無限に来る
しかも
「前回と同じはダメ」
「でも変えすぎるな」
という矛盾した要求が飛んできます。
つまりこれは、考え続けることを強いられる作業です。
AIで「全部書かせない」が正解だった
最初は、「AIに丸ごと書かせれば楽になる」と思いました。
結果は逆でした。
・修正が増える
・表現が無難すぎる
・他社と似る
そこでやり方を変えました。
AIには「考える部分だけ」を任せる。
書くのは人間。
この分業にした途端、作業が一気に楽になりました。
👉実は、最初はAIで掲載文を量産して失敗したこともあります
・ポータル掲載文をAIで量産したら怒られた話(不動産営業がやりがちな失敗)
実際に使っているプロンプト①:売りポイント抽出
※物件情報は、「写真とファイルを追加」で添付する。
あなたは不動産広告のプロです。
以下の物件情報から、
①ファミリー向け
②単身向け
③投資家向け
それぞれに刺さる売りポイントを箇条書きで3つずつ出してください。
【物件情報】
・築年数:
・駅距離:
・間取り:
・周辺環境:
・特徴:
→「どう売るか」を考える時間が激減します。
プロンプト②:ポータル掲載文の下書き(200字)
※物件情報は、「写真とファイルを追加」で添付する。
以下の条件で、SUUMO等のポータル掲載文を200字で作成してください。
条件:
・誇張表現は禁止
・生活イメージが浮かぶ表現を1文入れる
・事実と推測を混ぜない
・最後に内見を促す一文を入れる
※この文章はそのまま使わず、必ず人が整えます。
プロンプト③:他社と似ていないかのチェック
以下の文章を、不動産広告でよくある表現と比較し、似通っている箇所と改善案を出してください。
→「無意識のテンプレ感」を消せるのが大きいです。
Before / After(体感ベース)
・作成時間:60分 → 25〜30分
・修正回数:3〜4回 → 1回
・精神的負担:明確に減少
※成果を盛る必要はありません。
続くかどうかが一番大事です。
AIで絶対にやってはいけないこと
・契約条件の断定
・法規制の解釈
・デメリットの隠蔽
AIは、「下書き補助」まで。
👉文章を少し変えただけで、反応がどう変わったかは、こちらで実例比較しています
・同じ物件でも結果が違った。「売れた文章/売れなかった文章」を不動産営業目線で比較する
まとめ
物件資料作成が楽になった理由は、文章がうまくなったからではありません。
考える工程を分けただけです。
AIは、
「全部やってくれる魔法」ではなく、「考える量を減らす道具」。
無料版でも十分使えます。
無料の範囲でもかなり楽になりますが、実務で使い続けると「ここから先」が見えてきます。
→ 独学でここまでやって分かった“限界の正体”はこちら

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