ChatGPTのIntelligent UIとは?画面を触ってわかる3つの使い方

手がオレンジ色のダイヤルを回し、会話から操作できる道具へ展開するAI生成の概念イラスト。実際のChatGPT画面ではありません。 業務での生成AI活用(実践)

「ChatGPTの回答を操作できる」と聞いても、何が便利なのか想像しにくいかもしれません。

たとえば、休日のお出かけ候補を見ながら予算を動かす。英語の問題で選択肢を押す。グラフの数字を変えて、結果を見比べる。Intelligent UIでは、こうした操作を会話の中で行う画面を頼めます。

Intelligent UIは、質問に合わせて操作画面を組み立てる機能

Intelligent UIは、ChatGPTが文章や画像に加え、ボタン、入力欄、グラフなどを組み合わせて回答する機能です。質問に応じて、その場で使える操作画面を生成します。

OpenAIの公式紹介には、料理の計画、割り勘計算、旅行の地図、学習用の図解が登場します。文章が適している質問には、文章で答えることもあります。
OpenAI公式:Intelligent UIの紹介

以下の3つは、公式に示された仕組みを身近な用途に広げた応用案です。筆者実測ではなく、どんな画面を頼むと便利かを具体化しています。

1.お出かけ先を、予算と時間を動かしながら選ぶ

「半日で行ける場所を3つ教えて」と頼むと、候補を文章で読めます。ただ、予算を下げたり、雨の日の条件を加えたりするたびに、追加の質問と読み比べが必要になります。

そこで、こんなふうに頼みます。

「次の仮の3案を比較する画面を作って。美術館は2,000円・4時間・屋内、水族館は3,500円・5時間・屋内、公園は1,000円・3時間・屋外。予算上限と使える時間をスライダーで変え、『屋内のみ』を選ぶと条件に合う案だけ表示して」

想定する画面には、3つの候補と2本のスライダー、屋内に絞るチェック欄があります。金額と時間は説明用の仮の条件です。

予算を3,000円、時間を4時間にすれば美術館と公園が残り、「屋内のみ」を選べば美術館に絞られる、という動きです。予算を3,500円以上、時間を5時間以上に増やせば、水族館も選択肢に入ります。

たとえば予算1,500円・4時間以内で「屋内のみ」にすると、残る候補はありません。そんなときは無理に一つ選ばず、「該当なし」と表示するよう頼みます。予算を2,000円にできれば美術館が候補になる、と条件の変え方まで見えると便利です。

条件を何度も文章で打ち直さず、「何を少し緩めると候補が増えるか」を比べられるのが利点です。

2.英語の5問クイズを、その場で解いて復習する

「カフェで使う英語を教えて」なら、例文を読んで覚える使い方になります。「実際に選べるか確かめたい」なら、問題を解く画面を頼めます。

「カフェで注文するときの英語を練習したい。3択問題を5問、1問ずつ表示して。選択肢を押して回答したら、正誤と短い日本語解説を出し、『次へ』で進めるようにして。最後に点数と間違えた問題の一覧を見せて」

画面のイメージは、英文の問題、3つの選択ボタン、解説、次へ進むボタンです。答えを選んでから解説を読むので、先に正解を見てしまうのを避けられます。

5問を終えたら、間違えた表現を見直す。知識を読むところから、自分で判断して確かめる練習まで、会話の中で進める使い方です。

3.「速さが変わると時間はどうなる?」を図で確かめる

「距離・速さ・時間の関係を説明して」と聞けば、公式を教えてもらえます。それでもぴんとこなければ、数字を動かす画面が役立ちます。

「距離と速さをスライダーで変えられる学習用の画面を作って。一定の速さで移動し、信号や休憩はないと仮定して、所要時間を分で表示して。時間の長さを棒グラフでも見せて」

距離を2kmに固定すると、時速4kmでは30分、時速8kmでは15分です。速さを上げたとき、時間の数字と棒がどれだけ小さくなるかを見比べる構成です。

「速さが2倍なら時間は半分」を、自分で条件を変えて確かめられます。計算そのものが簡単でも、関係を目で追えることに意味があります。

頼むコツは「何を動かし、何が変わるか」まで伝えること

「わかりやすくして」に加えて、「予算を動かしたら候補を絞る」「答えを選んだら解説を出す」と指定すると、欲しい画面が伝わりやすくなります。まずは、自分が何度も聞き直していることを一つ選んでみてください。

利用前に知っておきたいこと

利用できる環境や提供状況は最新の公式リリースノートで確認してください。
ChatGPT公式リリースノート

できた画面は、答えの分かる簡単な数字で試してみましょう。旅行に使うなら、料金や営業時間は出かける前に施設の公式案内と照らし合わせます。

次に読む:AIの説明を、自分の言葉で人に示すための出典確認。

利用環境の詳細はIntelligent UIの公式ヘルプも確認してください。

2026年10月9日改訂。冒頭画像はAI生成の概念イラストで、実際のChatGPT画面ではありません。

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