議事録をAIに任せたい。Nottaのボットなし録音は相手に通知される?

会議録音の通知と参加者の了承を分けて確認するためのマイクと会話の吹き出しのイラスト 業務での生成AI活用(実践)

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議事録に追われず、会議では話を理解して提案する側に回りたい。録音や文字起こしを使うなら、同僚や取引先にも説明できる形で始めたいところです。Nottaの「ボットなし録音」は相手に通知されるのか、何を事前に伝えるのか。会議前にそろえる5項目と説明文をまとめました。

Notta公式ヘルプでは、デスクトップ版のボットなし録音について、他の参加者へ文字起こしの通知は行われないと説明しています。 ボットが表示されないことと、参加者が録音を了承していることを一緒にしないようにしましょう。

この記事では操作の速さより、開始前に何を伝え、何を決めるかを整理します。公式資料をもとに、会議で使う説明文とメモを用意しました。

まず確認するのは「どの録音方法か」

Nottaの2026年9月2日更新の公式ヘルプ「ボットなしでWeb会議を録音する方法」は、デスクトップ版のマイク入力とシステム音声の取り込みを説明しています。同ページでは、必要な同意の確認をNottaが利用者に代わって行うわけではないとしています。

参加者への説明を、会議ツールやサービスが自動的に済ませてくれると思い込まないことが出発点です。録音・外部サービス利用に関する所属先の規程と、会議の条件も確認します。

端末から音声を取り込む仕組みだけを根拠に「データが端末の外へ出ない」とは判断できません。保存・処理・共有の条件は別に確認します。

録音方法が決まったら、利用条件も別に確認:予定する会議の長さを扱えるかは、Nottaの月間枠・1回の上限・必要機能を整理する利用条件メモで確認できます。参加者への説明と、契約プランで利用できる範囲を分けて準備するための関連記事です。

保存期限を伝える前に、データの扱いを整理:Nottaの学習利用・保存・共有・削除を分けて確認するメモで、参加者へ説明する内容と実際に確認した設定を書き分けられます。録音前の5項目のうち「閲覧する人」「保存と窓口」を埋める際の補助として使ってください。

会議前に空欄を埋める5項目

会議の担当者と、次の5項目をそろえます。

表が画面に収まらない場合は左右にスクロールできます。キーボードでは表を選んで左右キーで移動できます。

録音前に決める5項目
項目決める内容未確認ならどうするか
目的何を確認するために録音するか「念のため」だけで始めず用途を整理する
収録範囲音声だけか、画面も含むか、録音しない議題はあるか範囲を説明できるまで開始を保留する
利用するサービス会議ツールとは別に何へ音声を渡すか外部サービス利用が許可されるか確認する
閲覧する人録音と要約を誰が見られるか共有先・リンク設定を決める
保存と窓口いつ削除するか、質問は誰へ伝えるか担当と保存期限を決めてから説明する

「全員が何も言わなかった」という記録だけで、必要な確認を済ませたことにしない運用を勧めます。録音を希望しない人や、記録に残せない議題がある場合には、録音しない区間を設ける、手書きメモに切り替えるなどの選択肢を相談します。

説明文は、実際の設定とそろえる

以下は書き換えて使うための例文です。

議事録の確認用に、今回の会議音声をNottaで文字起こししたいと考えています。閲覧者は[担当者]、保存期限は[日付]です。[対象外の議題]では録音を止めます。この録音・サービス利用について了承いただけるか、開始前に確認させてください。質問や別の記録方法の希望もお知らせください。

空欄のまま読み上げたり、設定していない保存期限を約束したりしないでください。返答を受けて条件が変わったら、録音担当と共有担当にも同じ内容を伝えます。

途中参加や条件変更があったときの確認文例

開始前の説明だけでは、後から参加した人や変更後の共有先まで確認した記録にはなりません。変更があったときは、次の順で確認します。

  1. 途中参加・議題・共有先の変更に気付いたら、録音担当へ伝え、必要に応じて一度停止したことを画面で確認します。
  2. 何が変わったかを説明し、変更後の範囲を確認します。返答待ちは了承済みにせず、手書きメモなどの代替を相談します。
  3. 再開する場合は、確認した範囲と再開時刻を残します。新しい確認によって、確認前の収録分まで自動的に扱いが決まったことにはしません。

ここまで[目的]で録音していました。いま[参加者・議題・共有先]が変わったため、いったん停止を確認します。この後の[収録範囲]を[サービス]で記録し、[閲覧する役割]へ共有する案について確認させてください。別の記録方法を希望する場合もお知らせください。

実際の設定に合わせて空欄を埋めてください。想定外の内容を収録した場合は、その部分の扱いを担当窓口で確認し、共有判断がつくまで拡散しない運用にします。

録音前の確認メモを記入する

上の5項目を、会議前に整理するための作業欄です。必要な内容は手元に保存し、実際の設定と参加者への確認に使ってください。

未確認の点には、確認先と担当者を書き添えておきましょう。

会議の声以外が入る点も確認する

公式ヘルプは、システム音声にはPCで再生される音楽や通知音なども含まれると説明しています。会議だけを対象にしているつもりでも、収録範囲を確認する必要があります。

開始前の作業を、次の順で整理すると抜けを見つけやすくなります。

  1. 不要な音声を再生しているアプリやタブを閉じる。
  2. 収録範囲とマイクの選択を確認する。
  3. 参加者への説明と必要な確認を済ませる。
  4. 終了時に録音停止を確認する。
  5. 共有前に、対象外の内容が含まれていないか確認する。

初めて使う環境では、実際の会議に入る前に、機密情報を含まない自分のテスト音声で操作を確認しておく方法があります。

録音できた後にも、確認は残る

録音の了承と、AIが作った要約の正しさは別々に確認します。金額、発言者、決定事項を照合する方法は、メモ・録音・AI文字起こしの使い分けに整理しています。リンク先には広告が含まれます。

次の会議では、録音ボタンを押す前に「目的・範囲・サービス・閲覧者・保存と窓口」を埋めてみてください。使える機能の確認と、参加者への説明を、同じ開始前の作業として扱うのがこの記事の提案です。

補足:記入欄の内容はサーバーに送信・保存されません。必要なメモは保存ボタンで手元に残してください。録音の手順は、所属先の規程や会議の条件に合わせて調整します。

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